フルフェースヘルメットに激萌え

 茶髪ストレートロングヘアをたなびかせながら颯爽とバイクに乗る美女。もちろんフルフェースヘルメットをかぶっていて、下は革ツナギ。革ツナギが妄想のなかで進化して、美女の肌に吸い付くように密着。関節はビチビチに食い込んで何本もの細いレザーのひだができている。
 いつしかそういう対象に自分もなりたい、同化したいと思うようになり、この道、そう、すなわちフェチ(倒錯装)の道に入った私。
 先日、いてもたってもいられなくなり、田無タワー(と地元で呼んでいる妖しいタワー)の向かいの新青梅街道沿いのドライバーズなんとかというバイク・カー用品店へ行って来た。そして、現品処分の傷物として売り捨てられていた愛しいヘルメットを購入。ウィッグをかぶりヘルメットをかぶるとあら不思議!鏡には、何度も妄想のなかででてきたバイク美女そのものがいるではないか! それらしい雰囲気さえあれば十分。ハアハアという息もヘルメットのなかではセクシーな調べに変わり、たちまち興奮状態に。キャットスーツ着て今度写真を撮りますからお楽しみに。
 イヤー、フェチってホントにいいですね。
 そういえば、みなさん今週土曜日の深夜、青山に行ける人は必見の情報をひとつ。あのTokyoPerveというフェティッシュイベントが開催されるんです。Alt-fetish.comのトップページに、告知ページへのリンクが張ってありますからどうぞ。私も行きたいんですが何しろ重荷を背負っている身分。いけるかどうか……。可能性としては近くのフロラシオン青山というホテルの、当日夕方電話してたまたまキャンセルで空室があった場合だけ6000円で泊まれるというのがあって、それで部屋が取れればいきたいです。当日はサロのデザイナーが来るから彼を誘ってみようかな。しかしこの手のイベント、ヘルメットフェチというのはいるのかな。もともと私のフェチの源流はライダーとか、戦隊ヒーローものなだけに。この手のイベント、いわばフェチの総花的イベントと若干ずれがあります。
 しかしラバーコスチュームをみんなの前で着られる絶好の、貴重なチャンス。ぜひいきたいんだけれども。下妻物語の主役の女の子(深田恭子)が好きな「ロココ調」ブランドに会いに行くために下妻から代官山に数時間かけて電車を乗り継いでいく、というくだりがありますが、そういう心境。

※月例ヤフオク出品。こちらです。

市川哲也
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