2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

少子高齢化なのに「モテ」ブームって変

世の中少子高齢化。もともと私は社会学志望だったが、単位が足りなくてイヤイヤながら哲学科へいった。社会学に行きたいと思ったのはウェーバーの影響じゃなくて、三浦展の流行通信アクロスを愛読していたから。三浦展はいまやいっぱしの先生になったが当時…

オペラ座の怪人評

映画オペラ座の怪人のDVD、数ヶ月前に予約していたのが届いたのでさっそくメイキングから見た。予想通りメイキングのほうが感動的だった。本編はおまけって感じ(ひどすぎ?)。 メイキングでは、映画を作るのは相変わらず多額の金と人員と才能が必要だとい…

ポストオタクとしての「萌え」

萌えというと美少女ロリコンキャラへの欲情である。そのキャラのネタもとが最近ではいろいろな対象に広がっているらしい。8/26日経流通新聞のマーケティング非・常識(石鍋仁美)によると、その対象の主力が「鉄道」。新幹線や京王線など特定の車両デザイン…

電車男は100人中何人か? アキバでの実験

8/24放送のトリビアの泉で興味深い「実験」が行われた。秋葉原の路地裏にメイドカフェがあるような表示をし、その路地へ秋葉のオタクを誘い込む。オタクがひとりで路地を進むと、電車男のシチュエーションにそっくりに、変なサラリーマンに美女が絡まれてい…

コミケ出店の飲食店舗スタッフがブログで「オタキモイ」

夏コミ(8月12〜14日に東京・有明のビックサイトで開かれた「コミックマーケット」)には大手のハンバーガーチェーンが会場に出店している。そこで働いている人たちは基本的に「普通の若い兄ちゃん姉ちゃん」。アルバイトでファーストフードを選ぶくらいだか…

朝日の憲法フェティシズム

今週のアエラの65ページにFEEL FORという小さなコラムがある。書いているのは社員の山田厚史編集委員。内容はつぎのようなもの。「今度の選挙は郵政民営化だの刺客だのとおもしろおかしく報じられているが、じつは8/1に発表された「自民党憲法改正草案」のほ…

優子様からのご報告

唐突に「報告させてください……」というメールが届いた。info@alt-fetish.comというアドレスには毎日数十通のスパムメールや勧誘メール、ウイルスメールが届くため、機械的にと、あと手動でも、メールサーバを清掃したあとにPCのメーラーでダウンロードするよ…

子育てとは

子育て、それも乳幼児から小学校までは完全なる肉体労働である。しかも無報酬。それどころかかかる経費はすべて自腹。恐ろしいことだ。通常ひとりの子供を大学卒業まで出すのにかかる子供の生活費と教育費の合計が3000万円程度とされている。うーむわたしの…

今度の選挙の本当の争点

9・11。国民に信が問われる衆議院選挙。郵政民営化云々が私の中ではホットなテーマであった。しかし、戦後60年の節目の昨日、よく考えてみた。本当の争点は、憲法改正なのではないか? 私は一貫して自民党や民主党による憲法の改正に反対している。なぜなら…

ラバリストのモラル

私はオンラインリテーラー(リアル店舗をもたない、インターネット専業店舗)のAlt-fetish.comでお買いあげいただいているお客様たちは、たいへんモラルもしっかりしていて、礼儀正しいジェントルマンばかりだと思っている。このことは非常に重要だ。商売人…

倦怠からの脱出

むかしは一日がとても長く感じられたものだ。しかし、齢28歳を過ぎた頃から、一日がアッという間に過ぎるようになった。そしていま、一日どころか一週間、一月、いや一年でさえ、アッという間に過ぎる。その認識は、今週末にヤッテクル、年に一度の(夏コミ…

フェティシストの脳はおかしいのか?

自分は小さい頃から人が窒息気味になってもがき苦しんでいるのを見ると異常に興奮って違ーーーーーーーーう! 私は窒息フェチの前上容疑者とは断じて違うぞ。このページの「当サイトが力を入れる10のカテゴリー[イメージの方針]」を見よ! サイト創設来変え…

さおだけ屋、フェチ界の隆盛、小泉自民

くそー。若い著者である。しかも文系を出て一般企業に勤め、そのあと資格で一念発起し本を出してベストセラーを決めるという私が幾度となく夢に描いたライフコースだ。うらやましい。『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?身近な疑問からはじめる会計学』 山田…

男のお尻の秘密

気分をぐんと盛り上げてくれるという意味でラバーはアクセルの役目を果たす。ラバーを着るとエロイ気分がとてつもなく盛り上がってしまう。そして不思議な感覚が男のお尻に訪れる。お尻がむずむずしてなにかを入れてみたくなるのである。 私はこれは中学時代…

郵政選挙、私ならこうする

公務員を減らそうとか、郵政事業を民営化しようというのには大筋賛成だ。ただ、小泉自民党は靖国にいったり、憲法をいじろうとしたりととんでもない悪党である。だから、郵政民営化して公務員を数十万規模で減らす覚悟のある政党で護憲というのが理想だがそ…

憲法改正についての注意事項

自民党憲法調査会が自分たちの議員年金を止める法案はさっさとお蔵入りにする一方で、国民の自由権利をより束縛しようと訳の分からない憲法改正草案を発表している。 憲法改正についてはいろんな議論がブログでも展開されている。 私が一番危惧するのはこの…

マジレンジャーと盆踊り

近くの盆踊りにいってみた。納涼大会といういい方が正しいのかも知れない。盆踊りに行くとふだんは見たこともないような○○がうようよ見られる。これはどうしたことか? なんでもフランスでは、低所得者の多く住む地域の海辺に砂浜を整備して、日本でいうとこ…

「日本の」アップルミュージックストア登場

ブツブツ文句ばかり言っていたらきっと全体ではかなり声が大きくなっていたのだろう。今日からアップルミュージックストアが日本のアップルサイトでオープンした。さっそくIDを使って曲を買おうと思ったら、私のIDではYour Billing Information Has Been Cha…

ロココ文化とフェティシズム

映画下妻物語で、深田恭子扮する主人公のひとり、桃子が、ロココ文化のことを「チョーバカ」「アホすぎ」と言っていた。17〜18世紀(1600〜1700年代)のヨーロッパ文化のことをロココ文化といったりする。王侯貴族たちは暇だから建築や音楽、服装などに凝り…

ケチで前近代的な日本の音楽業界

恋のマイヤヒーという、O-Zoneの曲。欧米で4000万枚を売り上げたというとてつもない「変態」曲である。何が変態って、一回聴けば分かるが、人間の脳味噌を直撃する「マイヤヒー」という裏声の雄叫び、あり得ないほどわかりやすい旋律。ところがこの曲が、iTu…