iTunes4.9でも米appleのMusicStoreから締めだされる日本人

 いま筆者が熱くなっているポッドキャストブイログ。どうやら震源地はappleiTunesにあるということがわかり、さっそくパソコンに以前インストールして何度か使ったものの、曲が買えないから(後述)ほこりをかぶっていたヤツをバージョンアップした。最新バージョンは4.9。なるほど、ポッドキャストというのがでてくるぞ。
 ポッドキャストをあれこれいじっているうちに、「曲を購入」というボタンがたくさんあるのに気が付いた。そしてほどなくして、「曲を購入」できるのは、アメリカ在住のアメリカのクレジットカードホルダーでなければダメだと言うことに、気が付いた。
 筆者が好きな映画やテレビのサウンドトラック(ダサ……)の中でとてもいい曲があったので片っ端から買ってやれーって思ったのになんという無念。
 そういえば新聞で日頃、日本では音楽ソフトのダウンロード販売がなかなかうまくいかない、なあんてことをたびたび目にしたなあ。アメリカのアップルのミュージックストアも世知辛いなあ。細かいことを気にしないで、どんどん他国のクレジットカードでも対応すればいいのに……。それがインターネットなんじゃないのか? それが、iPodの精神じゃなかったのか。
 これまではすごい格好良く見えたiPodのサイトも、なんだか画竜点睛を欠く感じに見えてきたぞ。買わなきゃよかった。
 結局CDを買ってくるなり借りるなりして、いったんHDDに落としてそれをiPodへ移すなんて、全然スマートじゃないぞ。かっこわるい。すごい消費者が割を食ってる気がする。
 みなさん、MusicStoreが日本人は使えないということに苛立っている人はいないんですかね。これって結構大問題になる気がする。だってポッドキャストが今回のバージョンアップでバンバン使えるようになると、驚くほど簡単にあらゆる楽曲にアクセスできるんだもの。ご丁寧に、「曲を購入」というボタンは日本語で書いてある。ヘルプも全部アメリカのをそのまま翻訳しているので、日本人でも買えるような印象だ。しかし実際は買えないのである。0.99ドル(MusicStoreでは1曲がこの値段)という文字を恨めしげに眺めるばかりの私でした。
 それともなんか裏技があるんでしょうか?

教えてください、私だけにこっそり。市川哲也
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